一般的なPC電源には12Vの出力があります。
これに気づいたのはバイクにPCファンを付けている人をどこかで見たことがあったからです。
まさかと思いインターネットで調べてみると数少ないですがヒットしました。そして家に転がっていたPC電源を確認すると12Vの文字を見つけました。
12Vの電源はあると電装品のチェックなどすごく便利です。ということで作ってみます。
加工はとてもシンプルです。(基本的に分解禁止なので自己責任で。)
まず配線色です。(規格化されているようですが、テスターを使った方が良いと思います。)
- 黒色 :アース(-)
- オレンジ:+3.3V
- 赤色 :+5V
- 黄色 :+12V
- 緑色 :スイッチ(マイナスコントロール)
- 紫色 :スタンバイ(+5V)
あくまで、一例ですが具体的な加工方法です。
- ケースを分解します。
- 使うのは上記の色くらいなので必要のない色の線や多すぎる線をカットします。
- 緑と黒色にトグルスイッチを取り付けます。
- 必要に応じてスタンバイのLEDを取り付けます。
- 容量に応じたヒューズをオレンジ、赤、黄色に取り付けます。
トグルスイッチとLEDを取り付けて必要な配線だけ外へ
以上です。すごく簡単です。これでオレンジ、赤、黄色で各々の電源として使うことができます。ヒューズですが容量は電源本体に書かれているので使用機器も考慮して取り付けておきましょう。
感電すると痛いので大きな電気が流れていそうなところには触らないようにしましょう。
黒で塗装してステッカーを貼りました。
黒の無機質な感じと編み込んだコードがインダストリアル感を出しています。最高にクールです。
Amazonでも12Vの電源は売っています。(2000円くらい。)
ただPC電源の方が頑丈そうです。(個人的な意見です。)
サーバー用の電源とかならもっと頑丈そう。
屋内でLEDテープなどを使えるので間接照明なんかにも良いです。ヘッドライトを流用した照明器具を作ったり……何でもありです。(バッテリーの充電は何らかのユニットを挟まないと危険だと思います。)
部屋で100Vと12Vが使えるようになりました。